New研究者インタビュー[稻留 直子]

稻留 直子

プロフィール

氏名: 稻留 直子
鹿児島国際大学 看護学部 看護学科/准教授

趣味: 散歩、旅行、茶道
座右の銘:なんとかなるさ。根拠はないけど、大丈夫!
ひとこと:とりあえず、目の前のことをおもしろがってみよう。


専門分野・研究キーワード

地域づくり、島嶼・僻地、地域看護、公衆衛生看護

地総研での個人研究テーマ

離島における多元的健康関連データの統合的利活用による地域づくりの検討(令和8-9年度)

これまでの研究内容

地域総合研究所共同研究R6~R7の取り組み

初年次フィールドワークの授業設計や学生の学び、フィールドを提供してくださる地域住民の意見をもとに、初年次から卒業までの縦断型フィールドワークの枠組みを整理しました。

その他の研究成果・活動

災害時に自主避難の対象となる高齢者を対象に、自主避難に必要な体力の維持・向上を目的とした地域活動は、地域の互助機能を育むことにつながるのか?を検討するための調査を行っています。

研究に興味を持ったきっかけ

現場で働く中で、自分の実践が本当にこれでよいのかと立ち止まる場面が何度もありました。
地域の文化や住民の価値観を理解するほど、自分にできることの限界を感じ、不安になることも少なくありませんでした。

また、自分の実践に意味を見出しながらも、それをうまく言葉にできないもどかしさも抱えていました。そうした経験から、実践を問い直し言語化する力——研究的思考——を身につけることが、現場をより確かなものにすると感じるようになりました。

離島の文化や価値観を深く知りたいという思いも、そうした思考の土台があってこそ実践に活きると考えており、それが「研究」に関心をもったきっかけです。

地域・フィールドとの関わりや印象的な出来事

離島の現場で学生とともにフィールドに入る中で、若者ならではの柔軟な発想や純粋なまなざしが、地域の方々の心をほぐす場面を何度も目にしてきました。

よそ者である学生の存在が、地域の方自身が「我がまち」の良さに気づき、語り始めるきっかけになる—そんな思いがけない瞬間に立ち会うたびに、地域フィールドワークの持つ力を実感しています。

今後の展望

新しいフィールドに出向き、そこに暮らす人々・自然・文化と深く関わっていきたいと考えています。

高校生・大学生、若手研究者へのアドバイス

自分の興味・関心を追求することはもちろん大切です。でも、好みとは関係なく、何気なく出会ったものごとや人の世界観を「おもしろがってみる」こともお勧めします。

コスパやタイパを求めず、時には寄り道や遠回りをしてみてください。思いもよらない発見があったり、新たな自分と出会えたり—そんなオマケのような出来事が、実は研究の種になったりするものです。

無駄を恐れず、いろんなことにトライしてみてください。

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