樋口晃太

プロフィール
氏名: 樋口晃太
所属・職名:経済学部経営学科・講師
出身地: 福島県
趣味:自転車
専門分野・研究キーワード
経営学・競争戦略、企業の社会的責任、ソーシャルプロダクツ
地総研での個人研究テーマ
チーム設計がフィールドワークに及ぼす影響
これまでの研究内容
若者の間で流行しているMBTI診断を用いて、性格が似ている人同士を集めたチームと、性格が異なる人同士を集めたチームを編成し、実際のゼミ活動を通して実験的な研究に取り組んでいます。具体的には、チームの同質性と多様性がフィールドワークの満足度、グループワークでの創造性や心理的安全(安心して自分の意見を言えるか)にどのような影響を及ぼすかを調査しています。
その他の研究成果・活動
企業による社会問題の解決が、競争戦略や消費行動に及ぼす影響について研究してきました。たとえば、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが、競合他社との差別化や商品の購入動機につながるかどうかを、企業や消費者に対するインタビュー・アンケート調査などから検証しています。
研究に興味を持ったきっかけ
東日本大震災をきっかけに、地域の活力向上につながる事業のあり方に強く関心をもちました。私の実家は、福島県で地元の農家を支援する事業を営んでいます。被災の影響で、どれほど美味しい農作物を作っても、売れずに苦労する農家の方々を目の当たりにしてきました。
そうした経験から、復興支援や有機農業のような人や地球にやさしい取り組みを、事業と結びつけ
る方法について探求し、地域で活躍する企業の役に少しでも立ちたいと考えるようになりました。
地域・フィールドワークでの印象的な出来事
自転車を活用したフィールドワークに可能性を感じています。徒歩よりも広範囲を寄り道しながら探索可能で、車や電車では気がつかない発見に出会えることもあるためです。バスや電車、徒歩でのフィールドワークでは、どの学生(グループ)も行程表を遵守し、計画どおり行動しようと努めます。とても不思議ですが、そんな学生たちが自転車でフィールドワークすると、柔軟に計画外の行動も取り入れ、当初は想定していなかった学びを持ち帰ってくるのです。
今後の展望
地域や社会の問題解決を目指す上で、学生や大学が果たせる役割は大きいと考えています。企業・行政が単独で解決できる問題には限りがありますが、地域のさまざまな主体が連携して取り組めば、その可能性は無限大です。これまでの研究や教育活動から、フィールドワークを通して地域と関わる学生たちが、その可能性を広げるキッカケになり得ると確信しています。
現在の地総研での研究は、チーム設計など主に学生視点でフィールドワークを探求しています。今後は、連携先の視点など対象を広げ、より持続可能なフィールドワークのあり方について、研究を深めていきたいです。
高校生へのメッセージ
鹿児島国際大学には、専門性を活かしてさまざまな地域フィールドワークに取り組むゼミナールが沢山あります。たとえば、樋口ゼミでは「地域と社会のマネジメント」をテーマとして、地域や社会が抱える問題の解決策を経営学の分析手法で考え、実践しています。
社会に出て役に立つ専門性を身につけながら、鹿児島に貢献したい/鹿児島で活躍したい高校生の皆さん!ぜひ、国際大への進学をご検討ください。
